Google EarthでGPS軌跡を表示する
Last Modified: 2016/05/04
Google Earthでは、GPS軌跡を表示する事ができます。のろお気に入りの設定で、KMLやKMZ(KMLのZIP圧縮形式)ファイルを作成する手順をまとめます。3D視線でグリグリしながら軌跡を追いかけるのって、結構楽しいですね。
LiveTrack24でKML作成
フライヤーの安全確保に有益な、LiveTrack24のフライトログから、View Options / 3Dを選択し、さらにView in Google Earthを選択すると、フライトログのkmlファイルが作成され、ローカルにダウンロードされます。
GpsDumpでKML作成
GpsDumpは、スカイスポーツで使われているGPSバリオ、GPSを幅広くサポートする、世界的に良く使われている、フリーのツールです。自分も、FlyMasterNAVとのデータやりとりで愛用しています。シンプル軽量で使いやすいです。
- Stein's home pageからGpsDumpを入手、インストール。GPSからログを吸い出して、KMLファイルに落とすことが出来ます。
- Google Earth用のアニメーションを作ったり、FAIトライアングルを計算、表示できたりもします。
Google EarthでKMZ作成
- GPSログをGPXかKMLのファイル形式で書き出す。
GPX形式は、カシミール3DやGarminのMapSourceなどでサポートされているファイル形式です。
- Google EarthでGPX、KMLファイルを読み込む。ドラッグ&ドロップでもOK。
GPX読み込みの際、「KML ラインストリングを作成」のみチェック。「KML トラックを作成」と「標高を地面の高度に合わせる」のチェックは外す。
- Google Earthサイドバーの「場所」で、読み込まれた項目を展開して、「Path」を表示させる。
- 「Path」を右クリック→「プロパティ」を選択。
- 「標高」のタブを開く。「海抜」を選択。「パスを地面に延長」をチェック。
- 「スタイル、色」のタブを開く。「直線」を、色:赤、幅:2.0、透過度:50%とする。「範囲」を、「塗りつぶし+枠線」、透過度:10%とし、「ランダム」をチェック。
最後に「OK」して編集終了。
- 「Path」を右クリック→「名前を付けて場所を保存」。そこで、KMZ形式を選択。
- 以上で、KMZファイル作成完了。
- Google Earth 7.0で、手順を確認しました。
- Google Earthで、「編集」→「高度プロファイルを表示」も、楽しいです。
- Google Earthは、GPSデバイス(Garmin, Magellan)をサポートしています。トラックデータ等を直接読み込む事が出来ます。
おまけ
のろは、カシミール3Dで出力したKMLファイルに、お気に入りの設定を施して、KMZファイルに変換するツールを、uwscで自作して使っています。一度に沢山のKMLファイルを変換するときには、便利だと思います。
KML2KMZ.uws
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